1.まず、沸騰したお湯でコーヒーサーバーや、カップを温めます。
温度差で味が落ちてしまうのを防ぎます。
2. ペーパードリップ用に挽いた豆を用意します。
豆の量はコーヒーカップの容量の1割を目安にし、150ccなら15gですが、
多くなるにつれ、減らしていくのがコツです。
200cc→18g、300cc→26g、400cc→32g が基本です。
3. では、いよいよ抽出していきましょう。
まず、1回目は「蒸らし」
真ん中から「の」の字を書くようにお湯を注ぎます。
コツとして、
1、粉の上にお湯を置くような気持ちで注いで下さい。
2、1回目は、下からポトポト落ちない量を注いで下さい。
3、ペーパーにお湯をかけないようにしましょう。
4. お湯を注ぐと、むくむくと豆がふくらんできます。
これが新鮮でいい豆の証拠。カニの穴が出来るのはあまり良くない豆です。
豆が古いと、ふくらまずにすぐ真ん中にくぼみが出来てしまいます。
ちなみに、豆から粉にして3日くらいでこうなります。
小さい泡がぷつぷつ出ているうちは、まだ新鮮です。
コーヒーって生ものなんです…。
5. ふくらみが止まったら2回目のお湯をかけましょう。
1回目よりお湯は多めに。真ん中からスタートして、うずまきを描き、
また真ん中にもどります。15秒くらいかけて丁寧に。
コツは、ペーパーにお湯をかけないように。
コーヒーをふくらませすぎないようにしましょう。
3、4回目も同じ要領です。
6. 分量まで抽出できたら、ドリッパーを外します。
この時も、ドリッパーの中の泡を落としきらないようにしましょう。
えぐみや渋みが出てしまいます。
そして、サーバーのコーヒーをよく混ぜて下さい。
上下に濃さの違いがあるのです。
7. これで完成。究極のコツは心を込めて淹れること。
これが出来たら、一味も二味も違う美味しいコーヒーが堪能できます。
この一杯で、心地のいいひとときを。 おつかれさまでした。
8. 美味しいコーヒーを淹れるのにオススメの道具は、
口の細いポットです。やわらかいお湯が出て、
コクのある美味しいコーヒーを淹れることが出来ますよ。